DOCSワークショップ
(2023年期):募集終了

いまや誰もがスマホのカメラを使って映像を撮り、YouTubeなどで公開できるようになりました。ドキュメンタリー映画に関しても、技術の進歩により、プロでなくとも作品を発表できるようになっています。近年では、障害がある人など、さまざまな事柄の当事者による作品も生まれています。

私たちは長年ドキュメンタリー映画制作に取り組む中で、この表現の力、可能性を実感しています。優れたドキュメンタリー映画は、時代や人間を深く広く見つめ、「他者」に対する理解を促します。

作り手たちの中で培われてきた考え方、技術、ノウハウを学ぶことで、「ドキュメンタリー」をあなた自身の表現手段としてください。DOCSワークショップはそのためにあります。

募集概要

内容

参加者各自が、ショート・ドキュメンタリー(5分〜15 分)の企画を考え、撮影から編集まで一連の映像制作を行う講座です。完成作品や制作途中の作品をブラッシュアップする機会としても構いません。
題材は自由ですが、ドキュメンタリー映像制作を前提として講座を進行します。


対象

これまでに、ビデオカメラやデジカメ、スマートフォンやパソコンを使った映像制作の経験があり、編集ソフトの基本操作ができる方が対象です。撮影や編集の機材は、各自でご用意をお願いします(新たに購入する場合はアドバイスも可能です)。


講師

飯田基晴
土屋トカチ


定員

12名(最低開講人数:6名)


受講費用

45,000 円(税込)
※18歳以下および障害のある方は割引あり:40,000 円(税込)


<応募締切>

2023年731日(月)
→84日(金)まで追加募集

募集終了


ハラスメント対策

事業の参加者にハラスメント防止に関する文書を配布するとともに、ハラスメント相談窓口を設置する。

ハラスメント相談担当:
徳永緑(横浜市ことぶき協働スペース 施設長)
浅野北斗(横浜市ことぶき協働スペース)


特典

①横浜シネマリンにて、完成上映会を開催
劇場案内

②「DOCSシアター」観覧無料
上映作品紹介

③映像グループ ローポジション制作のドキュメンタリー映画1本を無料で視聴可能(オンデマンド配信


カリキュラム・スケジュール

第1回8/5(土) 13:00〜15:30 企画を考える/撮影・基礎
各々の自己紹介と、企画を立てるポイントを説明。その後、関内周辺で各自撮影をします。

【第2回】9/2(土) 13:00〜15:30 撮影・応用/構成と編集・基礎
第1回で撮影した素材を試写し、全体で批評します。構成と編集を前提とした効率的でより良い撮影を学びます。

【第3回】10/14(土)13:00〜15:30 構成と編集・応用
講師制作の短編映像(5分~10分)を題材に、より伝わりやすい映像に仕上げるための方法を考えます。

【第4回】11/4(土)13:00〜15:30 試写・検討会①
ワークショップ参加者作成の粗編集作品を全体で試写、批評します。

【第5回】12/2(土)13:00〜15:30 試写・検討会
引き続き、ワークショップ参加者作成の粗編集作品を全体で試写、批評します。

【第6回】2024年 1/28完成上映会
完成した作品を参加者全員で視聴します。
※作品完成期限:2024年1月20日(

講師プロフィール

飯田基晴

1973年横浜生まれ。98年よりドキュメンタリーを中心に映像制作を行う。監督作に「あしがらさん」「犬と猫と人間と」「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」「不安の正体 精神障害者グループホームと地域」等。ヨコハマDOCS代表。


土屋トカチ

1971年京都府生まれ。1999年より、映像制作を開始。監督作に「アリ地獄天国」「経年劣化」「フツーの仕事がしたい」がある。2009年より現在まで、川崎市アートセンターにて「3分間ビデオ制作入門講座」の講師を担当。

会場

横浜市ことぶき協働スペース
〒231-0026  横浜市中区寿町4−14  横浜市寿町健康福祉交流センター2階
TEL:045−323-9019